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by chihiro_1984_20xx

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ロックンロールミシンとか色々ね。

ロックンロールミシン
/ 東映
ISBN : B00008KKVC
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監督が行定勲さん。
この人、このぐらいの映画がほんっとうに上手だなぁと思う。
若者の心を絶妙に撮らえるのがうまいと思う。

春の雪とか、北の零年とか、はっきりいって「映画に喰われている」ように思うのは
私の食わず嫌いなせいなだけなのでしょうか。なんか、監督が誰でも撮れるって言うか。
(生意気言ってすみません、これは映画見てから明言します)


ロックンロールミシンの素敵だったところは、
今の私達、もしくはもう少しでぶつかるであろう自分の「等身大」が、
丁寧に、でも遠慮なく創りこまれていたところです。

なんだか流されるように生きているような、主体性のない主人公(社会人)が、
インディーズでブランドを立ち上げた過去の同級生とたまたま出会って、
ひと夏の青春をあれこれ過ごしていく。

そこには、会社からの逃避があったり、彼女とのすれ違いがあったり、
不安を抱える女性がいたり、快楽の一夜があったり、ただ過ぎていく日があったり、
ボタン付けがうまくなったり、洋服を売り込みにいったり、喧嘩したり、
それこそ色々なのだけれど、
そんな一つ一つのエピソードが、
いつか経験したであろう、するであろうことのように感じられて、
いつの間にか、自然に自分自身に再投影できていました。
うまいなぁ、そういうところ。と、嘆息。

あと、宮藤官九郎とSUGIZOがしれーっと出ててかなり笑えます。
存在感あるし。必見です。


******


喉が爛れてる気がします。血が出てたし。爪を切りました。
右手の人差し指と中指の付け根が擦れています。
どうしたらいいんでしょうね、この問題は。軽く危ないっす。
by chihiro_1984_20xx | 2006-04-03 00:43 | 映像(映画、TV番組)