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MOZART!@博多座

博多座現在絶賛公演中、モーツァルト!
(敢えて梅田芸術劇場のHP・こっちのほうがインフォメがいいわ。)行ってきました。
学生証提示で開演20分前に空席があった場合半額。
なのでしっかりA席で見てきました。
学生とか若いうちしか惜しみなくお金使えないし。
高い席で見れるのも今のうち!ってことで☆
白のツインにタイトスカートにブーツと、しっかりブローしたストレートヘアーと、
普段だったら絶対ありえない気合で今日も参戦。
チケット売り場の前で待っていた私に、常連さんの博多座の人が気がついてくれて
わざわざ椅子を出してくれたのです。それが前回の更新。

この回のキャストは、モーツァルト・井上芳雄、アマデ・高橋愛子。
あとは毎回一緒のキャストさん。

モーツァルトの人生を追ったミュージカル。
彼自身の神格化を一度壊して、人間モーツァルトを描いた作品。

ご存知でしたか?
モーツァルトは音楽の子供と呼ばれ、幼少より神童扱いされ、
成長してからもあふれ出る音楽の才能があったのとは裏腹に、
傍若無人な振る舞い、子供のような聞き分けのなさ、貞操観念の低さ、世間知らずな部分、
周りが目を疑うような振る舞いをしていたのです。
そのあたりのことが知りたいあなたは


アマデウス
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B000BTCN1Y
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こちらをご覧ください。
才能にあふれ、自信に満ち溢れたモーツァルトに嫉妬する
宮廷音楽家サリエリが主人公の映画。(でもこれって創作らしいんだけどね)
高校のころに見て、マジありえんと思った映画です(笑)。
かなり名作。

そんな彼を我が高校の先輩、ミュージカル界の新星・井上芳雄さんが演じるとなっちゃあ、
見なきゃいけないでしょう!!!!


ミュージカル全般の感想としては、
井上さんはすごい!若々しい演技と、声量で、まっすぐなモーツァルトを演じてました。
一路さまはやっぱり貫禄あるわー。ドレスが似合いすぎ。
でも伸ばしのピッチがあがりきれて・・・げふ。

そしてそして!やっぱり元・四季組!
市村正親さん、山口祐一郎さんは実力派です!!!!!
最高すぎる!
山口さんのソロ(しかもアカペラの部分)の歌い方で、
思いっきり「オペラ座の怪人」でのファントムを思い出してしまって、
感涙。
彼の声は私を泣かせていたぶって昇天させるに十分のパワーがあります。
今もオペラ座のCD聞いちゃってるし(おいおい)。
市村さんは役に深みがある。
場面ごとに、彼だけはしっかりストーリーのなかでの時間の経過を感じさせる演技をしていて、
思わず鳥肌が立ちました。
このお二人は円熟してらっしゃるわ。

衣装も考えたよなぁー。モーツァルトだけ、ジーンズだなんて!
異端ってことや、神格化を解いて私達にちかいんだよってことも暗に示してる。
演出のほうは素直な演出で過剰なものを避けてストーリーが追いやすいようになっていました。

そんな中での不満な点は、
博多座の設計。
歌舞伎仕様にしてもさぁ。音響がいまいちの劇場だなぁといつも思います。
舞台が箱状に奥まってるから仕方ないんだろうけれど。
隣の人たちが「声が小さいねー、迫力ないねー、やっぱり四季やねー」とか言ってたけど、
ちがうの!設計なの!
四季劇場はせり出しの可動式の舞台なの!ミュージカル仕様なの!
客席もぎりぎり近づけてるの!
博多座で四季しても同じって!
と心の中で思いっきり言ってました(笑)。
あ、でもトイレは素敵です。多いし人が流れやすい。
雰囲気もゴージャスだから気持ちはラグジュになれます。

ストーリーも一応まとまってたし、演技も皆さんすばらしかった。
しかも、井上さんの若さとエネルギッシュさに周りが引っ張られているのがわかるぐらい、
全幕通して勢いが感じられて素敵でした!
絶対これは見に行く価値がある舞台ですね。
昼の部とか、おばさんばっかりなんだけど、これは絶対子供に見せたいって思った。







さて、ストーリー。

おもしろかったけどー、うーん、このミュージカル、
ありのままのモーツァルトの生涯だから答えがないような気がするんですよね・・・。
むしろ大きな命題を突きつけられたような気持ちでした。
モーツァルトの人生そのものが大きなクエスチョンマークのような
そんな話。


アマデは一言も発さずにモーツァルトについて音楽を書き続ける。
彼の「才能」の象徴。

あ、余談ですが才能、英語でタレント。
この言葉は「神様から与えられたもの」って意味があるんです。
今回のアマデも解説では「悪魔」って書かれてる。
神様から与えられたものでもあり、悪魔にもなりうる存在、
それが才能であり、アマデの存在なのだと考えると面白いです。

モーツァルトはアマデに突き動かされるように音楽を書き続ける。
同時に、自らの欲望の赴くままにありのままでの行動をとり続ける。


もしも、人間に必ず神に与えられた「才能」や「生きがい」というものがあるとしたなら、
そしてそれが「自分自身」を拘束するものであったとしたら。
どのような人生を送るべきだったんだろう。
何を選び取るべきなのだろう。
なにが正しいのだろう。いや、そもそも正しいとか正しくないとかあるんだろうか。

そのように思ってしまいました。

これ以上は収拾つかないので書きませんが、自分自身の人生を思わず省みてしまいました。


なによりも、このミュージカルを見てよかったと思った理由を最後に。
見ながら、浸りながら、何度も襲い来る鳥肌の中に、自分の気持ちの中に生まれてきた歓喜。
「好奇心」
私はまだ、いろんな価値観に触れたい。
まだまだ人間の心の振り子の幅がどこまで振れるのか見てみたい!!
私自身ももっと広い幅で心を振れさせたい!
そんな欲求が生まれてきたんです。
もう、それだけで今回の観劇の価値あったわー。

不思議ですよね。
死に向かうのに、人は絆を求めるし、好奇心はとめどなく溢れてくるなんて!人生ってすごい。
by chihiro_1984_20xx | 2005-11-17 00:52 | 芸術(舞台・絵画など)