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最後のゼミ

最後のゼミ終了。
今日は韓国旅行の際に行った少年院から頂いた、
少年院紹介ビデオの日本語版を見ました。

韓国の少年院は、90年代から教育改革の波に乗って、大きく改革されたそうです。
実際、普通の少年院のほかに、体育の優秀な少年が集められる体育少年院、
芸術の優れている少年が入る芸能少年院など、
少年の特性に従って、送致先が選ばれるという制度を導入し始めています。

非行少年というものは、概して「自己評価」が低いといわれています。
「自分はどうせ・・・」「自分なんて・・・」っていうやつですね。
体育少年院に訪問したのですが、食堂の前の壁には一面に賞状が貼ってある。
これは、少年に対して自信をつけさせて、
自己評価の向上を促そうという目的があります。
自己評価はやっぱり自分の得意分野を認められると伸びるので、
また、それだけ自分に自信がつけば、再犯率は下がるのではないか。
そういう意味で特性化が行われています。
実際に、体育少年院の少年達は、驚くことに皆笑顔で、
しかも気さくに話しかけてくれたりしました。
本当に心からここで学んでるんだなぁって思った。

また、処遇内容も、従来の木工作業などから
時勢に合わせて英語教育とパソコン技術に変わったそうです。
パソコン授業も専門学校並みの教育を行っており、退院後の就職や更生まできちんと面倒見ています。
なんと、少年院でパソコン教育を受けた少年がベンチャー企業を立ち上げ、
少年院職員が出資してあげた、というエピソードもあるそうです。

特性少年院は、少年の更生プログラムを一様に決めるのではなく、
個別で特性を見たうえで教育が行えるため、非常に効果があるのではと思います。

日本とは大違い。
しかし、それは日本と韓国の少年法運用の違いも多分にあるようです。


日本の少年法では、非行少年は全件家庭裁判所に送致されて、
その後処遇が決まるんです。(14歳未満の触法少年とかは違うけど
少年刑務所で実刑を受けるものは年間100名程度。
少年院に処遇が決まるものが全体の80%くらい。


でも、韓国は原則検察官送致。
重大犯罪を犯した少年は成人と変わらない刑事裁判を受けて、
少年刑務所に送られます。
彼らは年間1000名~2500名。
少年院に行く少年らは3、4000名程度。

ここから分かることは、少年の罪の程度が違うということです。
韓国では殺人などの重罰犯罪を犯した少年はほとんど実刑などの方法で
懲役刑など「刑罰」を受けます。

よっぽどの犯罪でない限りほとんど「少年院送致」。
少年の更生の余地、少年の数などを鑑みても、
現在の日本では導入することが難しいのです。

また、社会的にも韓国と日本では違う点があると思います。
少年と成人の犯罪の割合を比べると、日本は五分五分なのに対し、
韓国の少年犯罪は10%程度。
これは、韓国の社会状況なども何か関係しており、
そのなかで少年達の精神的な成長過程が日本とどこか異なっているのでしょう。
その点は、社会学的にアプローチしていかなきゃいけない問題なのだと思います。
そして、その点の解明がなされれば、
日本での特性少年院の導入のあり方も考えれるのではないかと思います。

韓国では厳罰化から緩めようという考えもあるみたいだし、
逆に日本では厳罰化しよう!!って言ってるし。
他にもたたけば問題がいっぱい出てくるのですが・・・

とにかく、現在の少年院のあり方では実態に追いついてない!!!
そう思うんだよなー。
まぁ、要はそう言う事でして。
ちょっと思ったことでした。
by chihiro_1984_20xx | 2005-01-27 23:32 | 真面目なこと(勉強、刑事関連)