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黒蜥蜴

感想なかなか書かずにすみません。
aiaiと話したら大分満足してしまったのが一つ。
見た日に酔っ払って帰って、
とりあえずUPはせずにメモ帳に書いておこうと書いておいて放置していたのが一つ。
生来のめんどくさがりが一つです。

学生席で見たせいか、結構広い舞台だったのに舞台の使い方が等閑だったせいか。
てか、その前の寺山修司がすごい演出しすぎだったせいか。
ほかの所で書かれているほどはあんまり「絢爛豪華」だとは思いませんでした。
でも、第3幕は良かった。年々パワーアップしてるのがパンフレットからわかった。
そして今が80%だというのもなんだかわかった。
今後に期待です。
また、見に行こう。

しっかし、福岡相変わらずマナー悪い。最悪。
サンパレス以上の大きい舞台を見に行くといっつもこれに悩まされる。
特に今回、
アナウンスで「携帯の電源は切れ。台詞が重要だから咳もハンカチ使え」
ってしつこく言っていたというのに。
携帯は鳴るわバイブは響くわ。
本気でキレそうになりました。
だから俄か観劇者は・・・・。って爺さんの台詞みたいなことは言いたくないけれど、
せめて最低限のマナーだけでも守ってほしい。
舞台という特殊空間の緊張感がバイブの音で掻き乱されるのって本当に悲しい。

カーテンコールがきれいだった。めずらし。ハグとベーゼ。
まぁ、なんでかスタンディング・オベーションだったわけですが。
(すぐスタンディング・オベーションできる素直な感受性っていいなぁ・・・)
カーテンコールはとっても優雅で綺麗でした。
整列して、一礼。
静かに入場。
優雅。静かな感動を呼び起こしました。
あぁいう静かなカーテンコールのほうが私は好き。
んで、美輪さま、会場にハグとベーゼ。いやぁ、濃厚。

いやー、それにしても明智役の高島政伸さん。すごいね!!役者だぁ。
ものすーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーごくかっこよかったです。
はまってました。声音に色気を感じました。足も長かったし。素敵だなぁ。

色々シナリオに関してはすごいなぁと思いました。
噛めば噛むほど面白みが増すな、絶対。
どの台詞、どの単語にも必ず必然が潜んでいるようでなりません。
なんてったって、「春の雪」だって「涅槃雪」の意味も含まれていたんだし!!
(学術的にこれが証明されているのかはよくわかんないけれども)





メモ帳からのコピペです。

1.一番最初の明智の台詞。
  「三人の女がいる。三人の女は皆バラが好きだ。
  ある日好意を寄せている男からバラの花束をもらう。しかし、その花束には虫が潜んでい    た。その女はどのような行動をとるだろうか。」
  
  1、花束も虫も両方暖炉に投げ込む      
    ・・・自分の欲望に正直で奔放。社会の規範というものがあることは知っているが、それす      らも共に捨て去ることができる。
  2虫だけ捨てる     
    ・・・社会の規範と自分の欲望の部分をくっきり分けることができる。
  3相手の顔をつぶす
    ・・・心があまりにも純粋すぎる。自分自身、相手、規範すべてを守ろうと考えてしまう。
  →それぞれ早苗、偽早苗、黒蜥蜴を象徴?

これが合ってるのかはわかんないです。
でも、乱歩が唯一書いた犯人が女の物語。
ストーリーを象徴するかのように冒頭で何気なく語られるこの台詞。
きっとこの「愛に生きる」3人の女の暗喩なのではないだろうかと。

2.ぶっちゃけ、最初おもしろくなかった。クライマックスだけおもしろかった。
  aiaiの解釈でなるほどと。
  舞台自体も黒蜥蜴の心だとしたら、最初は観客を受け入れないのも合点がいく。
  他人行儀な、ダイヤモンドの輝きのような冷たい他者を受け入れない舞台。
  それがラストシーンに近づくに従って、愛に目覚めるようになり、クライマックスでは心通う人  間の心として、情念の通う様を観客と黒蜥蜴の間でも実現する。 
  そう考えるとすっごいなと。ええもう、すっごいなと。感動しました。

3,対比そこかしこ。
  2幕とかは象徴もいいところ。
  犯罪と探偵、暗と明、etc
  真実は表裏一体だったりする。

  対比関係に関してはわかりやすかったです。こことここが対比なのかと。


黒蜥蜴の気持ちが純粋でなんだか破滅的で、これがダイヤモンドの心なのかと。
快楽に正直で、でも自分の気持ちを顧みることがなく、しかも誰もそこには踏み込むことがなかった、冷たい心の持ち主だった黒蜥蜴の心。
それを明智は黒蜥蜴を凌駕することで黒蜥蜴の心に踏み込んでいく。
(少なくとも黒蜥蜴はそう感じていた)
ラストで彼女は明智の腕の中で死を迎える。
明智を殺すぐらいならば、自分自身を破滅させてしまったほうが良い。
死に至る自分自身を省みず、生きていた明智への喜びでいっぱいになる彼女。
悲しいぐらいに純粋。
ラストシーンには、視覚的に訴えかけるもの以上にパッションが伝わってきて感動しました。
不器用な人間の愛情表現って、本当に人間的で、純粋で、舞台で見ていると切なく感じます。
by chihiro_1984_20xx | 2005-06-22 23:44 | 芸術(舞台・絵画など)