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真夜中の弥次さん喜多さん

小説 真夜中の弥次さん喜多さん
しりあがり 寿 / 河出書房新社
ISBN : 4309013856
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面接に向かう途中。
筆記が終わって渋谷ハチ公前で叔母さんを待つ間。

都会の喧騒の中で読む、「ヤジキタ」


なんだか深い。。。。。


文章は、イメージとしては「限りなく透明に近いブルー」のラリっている時の表現に似た感じ。
色々な言葉が飛び交うし、文章に整合性はないし。
どちらの小説にも、形がない。実体がない。

ぺらっぺらの江戸から、お伊勢さんを目指す、同性愛カッポー弥次さんと喜多さん。
ストーリーの進行よりも、エピソード一つ一つ、台詞一つ一つに考えさせられて、
こんなちゃらんぽらんな本なのに!!!と、なんだか悔しい思いをする。

私は「水の宿」のエピソードが好きでした。

ラストはなんだか三島由紀夫の「豊饒の海」のラストシーンを強く感じさせられた。













「うすっぺらい江戸」っていうのは現代にも言えますね。
何が何でも、自分がなきゃ足場はないし、流されるだけ。
おもしろいことばかばかしいこと、一緒くたの状況。
うすっぺらい江戸。ハチ公前で感じた既視感はこれを読んでいたせいか。

この江戸からの旅。
でも、旅の情景っていうのは全てただの「心のたび」でも置き換え可能な感じでした。

「水の宿」
清浄な水にさらされて、
自分自身の罪にさいなまれ、
最後にはタイコモチに褒められることで元気になる。
本質は何もかわっていないから、この人たちは「馬鹿」になっている。

「夢の宿」
夢か現かわからない。
現実で人を殺して、夢でその人への現実を感じて・・・。

全ては心心。
そんな言葉を思い出す。

喜多八が最後に平和をのどかさを呪ったのはなんでだろう?
わかるけど、言葉にできない。
もどかしい。
「ぺらっぺら」だから??
そういえば、この話、全てが「ぺらっぺら」としてる。
主人公の二人だけが「在る」感じ。
だからこそ余計に色んな印象を受ける。
うーん、わかんないよぉ。もどかしい。

とりあえず、映画みたいと思います。映画。

真夜中の弥次さん喜多さん映画サイト
by chihiro_1984_20xx | 2005-04-13 22:53 | 読書