のらりくらりと結婚準備ブログ&食いしん坊な日常。


by chihiro_1984_20xx

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カテゴリ:就職活動( 30 )

集中講義とか、内定式とか。

昨日、集中講義(報告含む)&懇親会を済ませ、

今日は5時半起きで大阪、内定式、TOEIC、九州内定者組(一部京都&山口含む)で飲み、
最終の新幹線で帰宅。←いまここ

明日は集中講義最終日!

明日で一旦落ち着く〜〜〜。ふぅ。


嬉しかったことは、集中講義の報告で、先生に褒められたことです。
「この報告、論点がいい。あと6時間くらいかけたら、たくさん引用されるいい論文になるよ!」とまで言ってもらえたの。頑張って良かったのです。修論のトピックの一つだったから、引き続きここは研究してみようかな。

どうしようってことは、TOEICが絶望的にできないことです。
基準点とれないと追試だとさ。。。んぎゃ。

ということで、激しく眠たいので寝ます。
明日まで頑張る。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-10-04 01:17 | 就職活動

自分の人生に筋を通す・1

ずっとしようと思っていた、就職活動のまとめをしておきたいと思います。

非常に個人的な備忘録です。
だれかの役に立つなんて思ってない。

一つの夢を追いかけ続けて、すってん転んで、
それでも一つの筋を通したいと悪あがきし続けている、
一人の女の、社会に対する答えです。



1度では書ききれないと思います。
3回ぐらい、だらだらと書くことになると思います。

今日は、はじめに。

2つ目は、
「社会人になるため」に企業や団体を回っていた、10月から5月までの、
狭義の「就職活動」についてのまとめだけをしようと思います。

そして、3つ目。
人生の道を見つける、という意味での広義の「就職活動」については、
また改めてまとめたいと思います。
昨日、こちらについてはたくさんたくさん思うところがあったので。


****



はじめに。


先にいっておきたいのは、
私は、10年来言いつづけていた家庭裁判所調査官にならないけれど、
私自身の人生に、今年ようやく「筋を通す」ことができたと思っています。

「調査官」には、今年なれなかったけれど、
私の人生は、私の夢は、ほんの少し「表に出る姿」を変えただけで、
全く変わっていません。

それに気がつくことができたのも、今年の就職活動のお陰でした。

もっと前から言えば、留年して、大学院に進んだお陰でした。

目の前のものに、逃げずに精一杯向き合ったお陰でした。

だから、これから先の人生、どんなにつらいことがあるかわからないけれど、
何があっても、「あの時、調査官になっておけば良かった・・・」と、
これまでの人生や今の選択を後悔することはないと思います。




ということで。

推敲したり、計画を立てているわけでは全くないので、
いつ書き終わるかもわからないまとめ、ですが、お暇でしたらお付き合いくださいませ。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-06-02 15:31 | 就職活動

決断。

ひとつの決断を自分の中で下した。
まだ、どういうものかは言えないけれど。


ただ、これだけはここに書いておこうと思う。


私は、家庭が一番大事。
だけど、家庭は必要条件であって、十分条件ではない。
だって、家庭だけ、だったら、経済的に自立できないことから、
きっと私は息が詰まる。

だから、私は、仕事がしたい。
家庭を守るために、仕事がしたい。
家庭がなければ、何をしても、ただ「私一人生き延びればいい」って思うけど、
目の前の人を守るには、それだけじゃ足りない。
それに、家庭を守れないような仕事を、自分を犠牲にしてするつもりはない。
不純な理由かもしれないけれど、
仕事がしたい理由、選ぶ理由として、
私にとって、一番の軸だろうと思う。


仕事と家庭を、築いて、守りたい。


就職活動中には見失っていたけれど、
ノートを見返してみたら一番最初の段階から、
ずーっと持ち続けていた軸だった。

この軸だけは、何が何でも大切にする。
誰がなんと言おうと。




旦那さんが転職したいと思ったときに、
「あなたの好きにしていいんですよ」と言える経済力のある妻でありたい。

旦那さんが全力で働けるために、
生活面、精神面でのサポートができる妻でありたい。

未来の子どもが幸せに育てるだけの環境を準備したい。




そしたら、仕事をして、家庭を守るしかないじゃない。

周囲の話を聞いていれば、それは非常に途方もない、厳しい道のようだけれど、
やるしかないことだし、やってやろうじゃないか。
守りたいものがある以上、決めた以上、覚悟を持ってがんばるしかないのです。


忘れないように。
自信を失ったとき、道を見失ったときのためにも。

決意表明。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-05-07 03:00 | 就職活動

分岐点。

就職活動も佳境。

先日、無事に1社内々定を頂くことができた。

「就職活動は、内定をもらってからがようやく本番」、
という言葉をどこかで聞いたことがある。
確かに、
「この自分で良いんだ」という客観的な確証が得られてからの面接は、
売り込み方も自信に満ちたものになるし、手応えも違う。

練習ででも、2月ぐらいに金融やらの面接を受けておけば、
こうした「気付き」が早かったのかなぁ、とも思うけれど、
あんまり後悔はしていないから、いいかな。

そんなこんなで、内々定。
志望度の高い企業であったので、内々定を頂いてからは、
それより下位の企業は全て選考を中止した。
行きたいところの面接を数社だけ受け、
見事に落ちてみたり、最終選考まで進んだけど辞退したりした。
残るは2社。

公益法人の事務職、最終と、
コンサルティング会社の筆記。

今、内々定をもらっている会社に行きたい気持ちが7割。
だけど、悔いのない就職活動にしたいと思うから、この2社は選考を続ける。
人生なんて、自分の意思と100%合致して進んでいけるものではない。
自分自身の能力だって、自分の把握している以上にあったり、なかったりする。
ただ、先の見えない将来だからこそ、
「可能性」は捨てるつもりはない。

正直、上記の3社だったら、
どの道に進んで良いのか、行きたいのか、自分でもわからない。
それならば、挑戦するだけでもしてみないといけないじゃないか。

もし、上記の2社のどちらかだけでも道が開けたら・・・
その時は相当に悩もうと思う。
その時には、また別の道が見えているかもしれないし、
今は、考えながら走るしかない。

もちろん、公務員もできる範囲でやれることはするのです。
(止めたの?というご心配が周囲から漏れ聞こえるので一応こんな状況です)

「今」。

25歳の「今」だけど、
35歳、45歳、これから先の「今」の立ち位置を決める、
分岐点に立ってるんだって、強く思う。

たくさんの「今」を積み重ねて、
「今」の自分がいて、
未来の「今」の自分を作ってる。

諦めたり、やめたりするのは簡単だ。
でも、後悔だけはしたくない。もう。




************


んで、就活やら公務員試験が終わってからしたいことの妄想たち。

1:研究、論文。

思う存分!「自分がしたい勉強」がしたいんです。
後期は高次教養を取るぞー。
クリティカルシンキングとか。


2:英語。TOEICの点数上げる!

11月で一旦お休みしていたラジオ英会話を5月から再開しました。
TOEICを700点にしたいです。低いって?
現在の点数が低いけんね・・・ふふふ。


3:海外脱出。

海外にあまり思い入れがないのですが、
それはおそらく言語と経験が足りてないからだと思うのです。
今のうちに、その一歩を踏み出しておきたいな、と。
ヨーロッパに行きたいな。ルーブル美術館にいきたい。
本心はアイスランドに行きたいのですがねー。


4:ブログ書籍化。

や、別に売るための書籍化ではなく、自分のためにね。
大学1年生の時から何かしらネットの上で日記を書いてきているので、
一つにまとめたいな、と思ったわけです。
7年分の、学術的なもの以外での学生生活の集大成として。
修論+日記本で私の大学生活全部網羅できる!という自己満足(笑)


5:人に極力会う。

就職活動で手に入れた一つは、積極性でした。
学生の時分に持っている貴重なもの、それは自由に使える時間。
遠くに住んでいるあの人のところ、あの街、
あの本、あの絵、あの美術館、あの場所の中。
会ったことのない未来の友人、旧来の友、まだあまり親しくない友。
色んな人に、色んな場所、色んな形で会っておきたい。



そんなところかな。あー、楽器もふきたーい。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-05-03 13:24 | 就職活動

08/04/24

自己実現。


人に愛されること
自分を愛すること
人を全力で愛すること


笑顔でいること
人に信頼してもらえること


後悔しないように、今を精一杯やりきること
結果じゃなくて、過程を精一杯やりきりたい。


それができる1番の環境に私はいたい。いきたい。

どこ?
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-24 01:35 | 就職活動

諦めない。

不安を超える強さを、少しずつ蓄えて、


なんとかなるさという広い視野を持つために、少しだけ目線を高く持って、


相手をしっかり見つめて、相手が必要としていることは何かを、少しだけよく考えて、


時には、人に支えてもらって、


自分自身を少しだけ奮い立たせて、


もう一度、就職活動をしよう。




毎日が、泥沼のような時間をすごしていて、
夜はびっくりするぐらい過食とお酒に逃げていて、
無理やり吐こうともして、吐けない時もあって、
訳もなく涙が出てきて、不安で悔しくて怖くて泣き喚いて、
夜は寝付けなくて、早朝になって、何時間かごとに目が覚めて、
夢の中でも就職活動をしていて、
気持ちも体も内臓も落ち着かない日が続いている。
一人の時間が、自分が怖い。


これまで私が苦労や努力をしてこなかったツケだと思う。
でも、自分自身という人間を、取り戻すなら、今しかないと思う。
この土日。
やっと、がんばらなきゃと、足に引きずっていた大きな重りが、
がんばろうと、両手に抱えて歩こうという気持ちに変化してきた。


きっかけは、土曜日、3年前に落ちた会社の面接に行ってきたこと。
そして、落ちたこと。
一方的に膨らみすぎていた思いは、最終に進むことなくあっけなく散った。

ただ、一言。
悔しかった。

その夜、奇跡が起これば、電話が来るかもしれない、そう思いながら、
携帯を肌身離さず近くにおいて、単身赴任中の父と立川でお酒を飲んだ。
でも、電話は予定時刻を過ぎても鳴ることはなかった。

ひとしきり飲んで、ひとしきり食べ、
寮に帰る父と別れた後、コンビニで500ミリリットルの梅酒と発泡酒を買って、
ダロワイヨのマカロンを買って、
ジュースか水かといわんばかりのペースで1リットル飲み干して、
一人、ウイークリーマンションで記憶を飛ばした。

酔っ払いながら、母と彼氏に明るく死亡通知をしたけれど、
お酒を飲み干したころには、
わぁわぁ、声を上げて、悔しいよぉ、行きたかったよぉ、と
一人、ベッドの上で泣きじゃくっていた気がする。


目を覚ますと、3時だった。
痛む頭と、強烈な胃もたれ。横になるしかなかった。
日曜日は、幸か不幸かお休みの日。
一時間ぐらい、そのまま寝付けずにぼんやりした。

3年前、私は、同じ局面を迎えた時、
友達に助けてもらった。
同時に、就職活動自体から逃げ出した。

今回はどうだ?

私は、悔しかった思いを、もう一度同じ会社にぶつけるチャンスに恵まれた。
しかも、言いたいこと、思い、今度は伝えた。
形になっていなかったけれど、
そして、ビジネスという観点からは、到底遠いものだったかもしれないけれど、
私は、この面接を受けなければならなかったんだ、と、思えた。
面接の内容も、結果にも後悔はなかった。


それに、
これまでに、何社も何社も断られてる。
これまでに、何度も何度も面接を受けて、
自分でうまくいったと思えたり、だめだと思えたり、一喜一憂してる。
それでも、今回は、まだ、就職活動自体を諦めてない。


確実に、土曜日の面接は、私には何かを越えるために必要なものだったんだ、と思った。
そうであるのならば、確実に、3年前より私は、強くなってる筈なんだと、ぼんやり思えてきた。
自分自身を諦めちゃいけないんだ。まだ。
これからなんだ。

眠れない。不安。恐怖。
先の見えなさは付きまとっているけれど、
何か、ちいさなきっかけが見えた気がした。
大きな流れの中で見失っていたちっぽけな自分自身が、ふと、見えた気がした。

早朝4時。ふっと、体に残るアルコールが、私を眠りに引き戻した。


昨日。
それでも時間をやり過ごせない私に、
時間が許す限り、友達や彼氏が付き合ってくれた。
「就職活動」。
この単語を、久しぶりに忘れることができた時間だった。
本当に、人の支えがなかったら、と思うと、怖くて仕方がない。

帰ってきて、体は疲れているはずなのに、やっぱり眠れなくて、
実はぜんぜん寝てないんだけれど、
でも、今日はがんばろうって思えてきてる。
今日は、スーツを着る予定はないから、
自分を見つめなおす就職活動の日にする。


冒頭の、言葉の通りに。

諦めないで、もう一度、本当の意味で仕切りなおそうと思うの。
土曜日の会社に落ちて、見えてきた本当の自分。
本当の自分だけが持つ、価値。
もう一度、見つめなおそうと思う。どっかにあるはずなんだ。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-21 12:22 | 就職活動

捨てる神あれば拾う神あり。

エンターテイメント系の某P社、面接通過。

エンターテイメント系の会社なのに、
なぜか私の研究内容ばっかりの話になって、
しかも自分の企画に関しても、面接官とぶつかったから、
絶対に落ちたと思って、新宿の駅のど真ん中で号泣した、P社!
(本当に号泣した。都会の人の見てみぬ振りが心地よかった)

次は、役員面接の前にテストセンター&自宅での適性試験。
2こも受験させるのかい!
このタイミングなのがびっくりです。
さすがに前回のテストセンターの結果は送れるものではないので、
改めて対策をして受験しようと思います。
あー、試験…むり…。

しかも、次は二次面接って…あと何回あるのだろう。

これまでに、

ウェブES
→セミナー(ESを60分一本勝負で記入・大量)
→プレゼン選考(新企画引っさげ)
→一次面接(おじさん二人と大議論…しかも論文についてだなんて…)

今後見えている予定
→テストセンター&自宅での適性試験
→二次面接(役員面接)


ここまでも、毎回相当人数絞ってるはずなんです。

…過酷過ぎやしませんか、P社様。
絶対まだ、先があるだろうよ。
最終なら最終って言って…!


結果を先に見ちゃって、あんまり動揺しすぎて、
本日の出版社G様2次面接で勝ちを急ぎすぎ、
今日の面接はきっと落ちました。
面接官のおじ様が鷹揚過ぎて、割と相性が合いませんでした。
それでも、合わせられなかった自分が、だめです。


もう、色々自分のできなさに落ち込む毎日です…。



某P社の企業理念。
「レジャー・エンタテインメント市場のさらなる活性化と、21世紀に生きるひとりひとりの豊かで感動的な生活をサポートするために、面白がりながら新しいことをゼロから考えられる人を求めています。」


……面白がりながらって!愉快な会社すぎます。あぁぁ。

給料なんて、安くていいの。
激務でもいいの。家に帰れなくても、寝れなくても。
エンターテイメントに関われるんなら、きついのだって楽しめる。
エンターテイメント産業を元気にできるなら、なんだってやるよ。
これまで、どんだけ私がエンターテイメントに育てられてきたことか!
なんとしても、形にしたい企画があるの。

……本気で入りたいです。がんばります…(涙目)


ちなみに、3年前に最終で捨てられた、
某教育番組制作会社、無事ES通過。
弔い合戦もがんばります…(ESは恨み節で溢れています)。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-14 16:42 | 就職活動

二個目の大波

某連合会一次面接。


扉を開けた先は、


六人のおじ様達でした。



んぎゃ。


司法制度改革(弁護士増員)についてと、
光市事件の弁護団についと問われました。


あわわわ。


あわわわわわ。




えー。


でした。





最近ようやく面接で、「妖艶に微笑む」ことができつつあるのですが、
さすがに笑顔じゃごまかせませんでした。


んで今日は某IT系最終。
こちらはわかりません…………やるだけはやりました。
果報は寝て待つしかない。


ということで、四月のビッグウェーブ第二弾が落ち着いたかな、と思います。


明日からまた仕切なおします。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-13 16:39 | 就職活動

最終面接

頑張ったよ。

たくさん、助けてもらった。
お母さん、彼氏さん、親友、面接先で出会った人人人。

支えてもらった。
気持ちが、頑張んなきゃって思えた。

たくさん聞かれて、たくさん答えた。
頑張った。

だめなところ、
たくさんあったけど、
あとは縁と気持ち。

人事を尽くして天命を待つのみ。



ありがとう、まだ負けないよ。
怖いけど、不安だけど。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-13 10:52 | 就職活動

素直になる

人に支えてもらっていいんだってこと。
そんなことを知った一昨日だった。


どうしても、面接がうまくいかなくて。
一昨日は志望度がとても高い会社だったのに、
ボロボロの面接をしてしまった。
茫然自失で会社を出る私。
何度も、同じ所でつまづいてる。
なんで、なんで?

準備が足りない。自信も足りない。極度に緊張しすぎる。
何もかもが足りてない。
やらなきゃいけないことはわかってる。
でも、どうしたらいいのかわからない。
頭の中が、混乱する。


ふらふらと麹町の駅に降り立つと、ウィルコムが震える。
どうやら、キーロックをかけていなかったから、電話がかかってしまっていたらしい。
「どうしたー?」と、いつもの声。昼休みに入ったからか、声が心なしか晴れやか。
昼休みの時間は限られてる。
「なんでもないよ、うっかりしてたー」と、早々に電話を切り上げる。

地下鉄に乗る。

声が頭を響かせる。

無性に、申し訳なかった。


ここにいるのは、私の力じゃない。
飛行機代は、母が昔貯めてくれていた郵便貯金からだ。
面接や就職活動のアドバイスをしてくれたのは、友だちや、彼だ。
ホテルにも泊まったけれど、友だちや、親戚が快く泊めてくれた。
今、地下鉄に乗っている自分は、自分が連れてきたのではない。
連れてきて貰っているのに。
私の力では、何にも返せない。
返せるのはただ一つ。内定を取るってことだ。


なのに、私は、その課程すら、超えていくことができない。


こんなにどうしようもない、投資価値もない自分に対して、
力を貸してくれる人たちに、ごめんなさい、ごめんなさいと、謝るしかできなくなった。
思わず、ウィルコムをまた取り出した。

「たくさんの人に助けて貰ってるのに
ちゃんと実績で応えられない自分が情けない。
ごめんなさい」

口で伝えたら、何かが折れてしまう気がした。
でも、伝えなきゃと思った。ただ、ごめんなさいと。


新宿に着き、段々、当初の苦しさが和らいできた。
代わりに、なんて独りよがりなメールを送ってしまったのだろうと、
後悔がわいてきた。


「心配しないで、がんばるから―――」

そう送ろうとした矢先、


着信。


「何があったん?」
様子をうかがうような声だった。
なんてことをさせてしまったのだろう。
そう思って、
「言ったら泣くから、言えません」と、最初は言うことを拒んでた。
もちろん、「言いなよ」と「言わない」の問答。

「今日の面接で、何かあったの?」との言葉に、とうとう崩れてしまった。


「ごめんなさい」


「せっかく、力を貸してくれているのに、それを無駄にさせてしまって、ごめんなさい」

「寝る時間まで削って、話を聞いてくれているのに、ごめんなさい」

「内定取って、実績で応えることができなくて、ごめんなさい」


絶対に、彼の前では泣かない。
そう決めていたはずなのに。
いろいろな「限界」が一挙に押し寄せて、決壊して、
新宿の大勢が歩く往来のど真ん中で、
ぼろぼろと涙を流して謝っていた。


しばらく、私の話を聞いた後、彼は口を開いた。

「俺は好きでやってるんです。
別に見返りがほしいからやってんじゃないよ。
助けてあげたいって思ったから、やってるの。
俺がしたいから、やってるの。
そんな風に思うなら、もう助けない方が良い?それでいいの?」

怒ってるわけではない。でも、諭すような声。


「やだぁ!!…助けてください!」

絞り出すように言った、助けて、の一言。


「うん。じゃあ、俺の勝手にさせて」

繋がれた答え。


切れた緊張が、今度こそ本当に溢れてきて、止まらなかった。
自分自身を、まだ、立たせてくれる人がいるんだって、
その人は、嫌々ながらしてるわけじゃなくって、
本当にしたくて支えてくれてるんだって、
言葉にしてくれたのが、本当に温かかった。
あぁ、信じて良いんだ。
この人だけは、だめな自分もひっくるめて、認めてくれようとしてるんだ。
助けてくれようとしてるんだ。

私の中での、「ちゃんとしてなきゃ嫌われる」と思う気持ちが、
じんわり溶け出た気がした。
一人じゃないんだ、って思った。

彼は次の面接に向けてアドバイスをして、
昼休み終了と共に電話を切った。


人を信じる。

いつも私は人の先回りをして、相手に文句を言われないように、
相手の相談を解決できるように、相手が快適に過ごせるように、
意地汚く、抜け目のない心配りと包容力で、
自分を他人に委ねないで済むように逃げてきた。
委ねたら、きっと、嫌われる。そう思い込んでいた。

でも、それじゃだめだった。
生み出せるものは、自分の心の穴の修復でしかなくって、
決して、相手のためにはなっていなかった。
相手が満足することで、自分自身の満たされない心の穴をのぞき込んで、
自分ってかわいそうって、悲劇のヒロインを演じていただけに過ぎない。

満たされる。そのことを知った今、私ができることは、
支えをもとに、何かを生み出していくことなんだ。
こんどこそ、誰かの助けになりたいんだ。

欠乏くる強さじゃない。充足からくる強さを、
私はこれから、つけて生きていきたい。


一昨日。
新宿で流した大粒の涙は、
ウィルコムの向こう側から流れてきた助けは、
一生忘れられないと思う。
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by chihiro_1984_20xx | 2008-04-10 13:21 | 就職活動