人気ブログランキング | 話題のタグを見る



by chihiro_1984_20xx

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ライフログ


決定版 ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 [PR]

カテゴリ

全体
映像(映画、TV番組)
芸術(舞台・絵画など)
読書
音楽
旅(散歩含む)
詩・言葉
バトン
真面目なこと(勉強、刑事関連)
真面目なこと(その他)
悟ったこと(気持ち・覚悟)
今日のできごと
就職活動
ごはん
ウエディング
写真と徒然

以前の記事

2010年 01月
2009年 06月
2009年 05月
more...

ブログパーツ

コンテンツ&リンク

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

妄想を抱えて眠りにつこう

勘三郎さん、行って来ました!北九州まで。
ふぃー。
感想は、そのうちに。

勘三郎さんの入りの時に案内をさせて頂いたのだけれども、
勘三郎さんも小さい方でした。

萬斎さんも意外と小さい方だったし、
古典芸能の方は背が低い世界なのかもしれませんね。
遺伝的なものなのでしょうか?

さて。
NHKの「視点・論点」という番組が好きです。

色々な識者の方々が、
ご自分の専門分野について訥々と語る番組です。

今日は、中西進先生の「日本語の力」というお話でした。
簡潔に言うと
「日本語の、言葉を生み出す創造力のすばらしさ」について、
今回はお話くださったのですが、
その中で、とても素敵な内容を聞きました。


「死」の概念。

中国からやってきた死は、
物質的に死ぬことに他ならないものだったのに、
日本では、「死」という言葉がどんどんと派生していったそうです。

「萎びる(しなびる)」が生まれて、
その「萎びる」から、
「(心が)しなやか」や「(木などが)しなる」
などの言葉が生まれて、
日本の「死」の概念はどんどん広がっていったそうなのです。

あれやこれやと、言葉の発展について説明して、
あれやこれや、日本語の力について語っていたのですが、
先生は最後に、

「「しなる」ためには、木は一度枯れなくてはならない。
しなやかであるためには、一度「死」を経なくてはならないのです。ただし、完全なる死ではない死を。」

と、ぽつりと仰ったのでした。

その言葉が、非常に印象的で、
私の中でとても「しっくり」して、
素晴らしい出会いをしたなぁと思ったのでした。

そして先ほど、トイレで国語便覧の文学者年表を読みながら、
あまりに多い、文学者に自殺に、
『文学者の死も、彼らからしてみれば、
「しなる」ために必要に迫られてやったことだったのかなぁ』と、なんとなく、思ったのでした。

だとしたら、「あの世」かどこかで、彼らは生まれ変わって、またとてつもなくしなやかな作品を作っているのかもしれないのです。

今は、この考えに捉われっぱなしです。妄想。
ありえないことなのだけれども、おもしろいなぁと。

まとまりなくってすみません。
眠たいけれど、残したかったことをかいただけなのです…。

明日もがんばりましょう。
by chihiro_1984_20xx | 2006-09-05 00:36 | 悟ったこと(気持ち・覚悟)