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A STAR

昨日、講座を受けに行く途中、新聞記者になった友人とたまたま出会った。
彼女は、今日はカメラの研修なのと言って、肩からかけていた重そうなカメラと重そうなカバンを示した。しばらく、互いの事を話し別れた。

今日、久々に時間が合い、就職活動中の親友と昼食を共にした。昨日、商社の内定をもらうことができたらしい。彼女自身も、本命とは行かないまでも、強く志望していた会社であったようなので、まんざらでもない様子であった。その後、共に授業を受けた後、構内で彼女のお世話をしている留学生と出くわした。彼女はなんでもない風に英語を使いこなして、留学生たちの疑問に答えていっていた。その後、私は図書館に、彼女は残っている他の志望の会社の面接に向かっていった。

二人とも、本当にキラキラしているなぁ。
二人と別れたあと、どちらの後も、私の心の中にはキラキラの残滓が舞い上がっていた。


これまで、私は、人の努力の結果を見ると、自分自身を省みて、卑屈になって、落ち込んでいた。もちろん、そういう面がなくなったとは言えない。
けれど、昨日と今日は、ただただ、彼女たちに励まされた。
私と出会った昨日、今日までの二人のそれまでの毎日が一気に想像されたからかもしれない。

昨日会った子とは、毎日を共有する友人ではなかったけれど、過去に講座を共にとっていたこともあった。同じような方面に興味を有していた。そうして、おそらく、その方面をこれからも希求していきたいとの念での就職活動であったのではないだろうか。

今日の親友は、入学式の次の日から、片時も気持ちが離れたことのない友人だ。彼女は日々を生真面目にこなし、おそらく留学していた一年間も、彼女自身の価値観のフィルターを通して、着実に彼女らしく成長していたのであろう。就職活動も、流されるわけでも、特別なことをやるのでもなく、かといって、無気力でもなく、当たり前といった感じで、着実に内定を勝ち得ていた。内定をもらったときに人事の人にかけられた言葉などを聞いて、彼女らしさをその会社の人たちは見て、そして、ちゃんとそれを評価してくれたのだな、ということを感じた。私自身が評価している彼女の素晴らしいところを、社会的評価のある企業に認められたということが、何だか嬉しくもあり、誇らしかった。そこには、ネームバリューのみにとらわれた就職活動や受験勉強をしているさせている学生の姿、親の姿はどこにも感じられなかった。


彼女たちは、無数の日々の積み重ねを、自分らしくひたむきにこなしていっていたのであろう。
その道は必ずしも、褒められた日があるわけでもないし、思い出したくもない日もあるに違いない。すばらしいわけでも、輝いているわけでもない。でも、そんな日々が積み重なった結果の今が確実に存在していて、彼女たちの表情に輝きを添えているのだと、彼女らの両の目から放たれる光の内側から感じた。

そうして、それがいかに素晴らしいものであることかと、この胸に残る余韻から思わずにはいられない。

私自身は、まだまだ未発達だ。輝けていない。いや、むしろ大人になった分、余計に上から発光剤をかけているだけに過ぎないかもしれない。人工の簡易の発光剤は質が悪く、すぐに輝きが落ちてしまう。見せ掛けだけだと、そのうち供給が追いつかずにバランスを崩してしまう。
気がついた今、
私は小さなジャンプだけしかできないけれど、少しは跳べるんだ、と思いながら、もっと上に、もっと空に近く、と求めながら、自分のやりかたを見つけていかなくてはならない。
タイムリミット。審判のときまでは。
できる限り。その+αまで。
by chihiro_1984_20xx | 2006-04-13 15:40 | 詩・言葉