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教育ってなんだ?

くわっちのブログで思うところがあったのです。
批判とか、同意とか、関係なくて、ちょっとおもったこと。

くわっちの言ってることとは結構離れているのだけれども…。


アメリカに、犯罪者の更生プログラムを民間ボランティアで行っている組織があります。
AMITY
っていいます。
そこはお互い自分の過ちについて逃げずに語り合わせたりするわけです。
そうすることで贖罪の気持ちが出てきて、再犯も防止できるってわけです。



AMITYとはラテン語で友情・友愛を意味し、米国・アリゾナ州を拠点とする犯罪者やあらゆる依存症者の社会復帰を支援する非営利団体です。治療共同体(TherapeuticCommunity)と呼ばれる心理療法的なアプローチで、今までの生き方を見直し、新しい価値観を育み、そして人生に向かいあうために、定期的にワークショップを行ってきました。世界的に有名な精神分析家アリス・ミラーの考え方に沿って、なぜ犯罪を犯すようになったのかを子ども時代にまでさかのぽってみつめ、それぞれの傷を受け止めるという作業を行います。20年間試行錯誤を続け、全米で最も効果のあるプログラムのひとつとして注目されてきました。

AMITYHPより。



私は最初、そのプログラムは意欲のある人が受けるからこそ更生に役立ってるって思ってたんだけど、根っからの犯罪者って言われる人にも強制的に受けさせるんだそうです。
でもどっちも同じ割合の更生率なんだそうな。
無理矢理受けさせても、内容がその人のためになっていれば更生に繋がるってことらしいんです。
本当に過酷なプログラムだと思う。
自分自身を解きほぐして、他人に心を預ける作業を生まれて初めてする人が多いから。
だからこそ、ボランティアスタッフは犯罪歴のある人が行っていたりする。


で、勉強もそれで思ったんだけど、嫌々でもなんでも、
無理矢理やらせて何かが残っていることのほうが重要なのではなかろうか。
塾の存在意義は無理矢理やらせる場所なんではなかろうか。
そこには子供の気持ちとかは絶対関係ないと思う。
親がどう思っているかとか、子供がどう思っているかは塾の場合は関係ないだろうなぁ。
学力ビジネスだから。(まぁ同時にサービス業でもあるだろうけど)

学校の先生とかはそうはいかないだろうから、
人間性とかそういうところが求められてくるわけであろうけど、
でもどちらにせよ、学ばせなきゃいけないことは決まっている。


ではここで何に悩むのか。
くわっちは「じゃあどうやって飲みたくない水を飲ませるか。」って言ってた。

思ったのだけれど、嫌なもの、ちょっとだから関係ないや、人は人。
やる子はやる。やらない子はやらない。
やらない子がやらないのは教える自分が悪い。
そういう考えは、確かに一面では子供の立場に立っていたり、
自分の精進のためにいいのだろうけれども、
本当にそれでいいのかな?

「水は今、目の前にあって、苦くても絶対飲ませなきゃいけない(基礎学力とか倫理観があてはまる)」時、
それをじゃあここで飲ませても吐き出せば仕方がないってしてしまったり、
おいしい水のように見せかけることができないから飲ませないって放棄していいのかな。

「この水は苦いけど、絶対飲ませなきゃ死ぬ」ってわかってる大人は、
きっとどんな手を使っても子供に水を飲ませるはず。
で、そういう大人が無理矢理飲ませたら、
飲まされた相手はその時は憎むかもしれないけど、
後で飲んでいたことに安堵すると思う。
教育も矯正も似たようなもので、するほうに重要だって信念を持っている人で、
確かに受けるほうが苦痛を感じるっていう痛みの共感ができる人であれば、
きっとそれで無理矢理やらせる時の、大半はなんとかなるのではなかろうか。

AMITYのカウンセラーの大半が元・犯罪者であったように。
勉学の面で厳しかった先生の授業が、あとで笑い話やクイズ番組で使えるようになってるように。


そんなことをなんか感じました。


くわっちの言ってることにぶつけようと思っているわけではないのですが、
AMITYのことが思い出されたので、結構そっちメインで、
でもトラックバックしている以上なにか絡めようと思って書いてみました。
論も相変わらず支離滅裂なんですがねー。
あぁ、どうしてこう言いたいことをまとめられないのだろうか。
by chihiro_1984_20xx | 2005-05-22 00:15 | 悟ったこと(気持ち・覚悟)